成りあがりを目指せ!
-矢沢バカ税理士が教えるBIGになる経営-
- 発売日
- 平成22年9月3日
- 価格
- 1,365円(税込)
- ISBNコード
- 978-4-434-14251-2
- 出版社
- エル書房
- 著者名
- 横田光弘
著者 横田光弘のメッセージ
この厳しい環境化、経営者は元気がありありません。
私は、地元名古屋で多くの経営者とお付き合いさせていただいていますので、
そのことをより強く実感していると共に、心を痛めています。
「経営者を元気にしたい!」
こんな時代だからこそ、腹の底からフツフツとそう思ったのです。
そんな中、一番に思いついたのが矢沢永吉(永ちゃん)です。
永ちゃんの熱く力強い言葉を通してなら、きっと大きな力を与えてくれる、
そう思ったのです。
この本では、私が影響を受け、多くを学んできた永ちゃんの生き様を取り上げ、
それに税理士的解釈を加えて改めて紹介する体裁をとっています。
矢沢永吉の「成りあがり」の初版本の帯にはこう書かれています。
「オレはこうしてBIGになった。誰もがBIGになれるはずだ。」
あなたも一緒に目指しませんか?
私なりのBIGを、
そして、あなたなりのBIGを。
著者プロフィール
横田光弘(よこた みつひろ)
昭和37年10月24日生まれ
平成4年 税理士資格取得
平成5年 税理士事務所開業
資格 税理士 行政書士 CFP(ファイナンシャルプランナー)
横田光弘税理士事務所 代表
(株)経理マンセブン 代表取締役
目次
はじめに
第1章 経営者の生き様
あくなき上昇志向 屈辱をバネに
- 一回目、散々な目に遭う。二回目、落とし前をつける。三回目、余裕。
- なにくそ、冗談じゃない。そう思えるだけ、オレは幸せだったかもしれないね。
- どれが正しくて、どれが間違っているか、というのは言い切った方が勝ちよ。だから、言い切らなきゃ。そして、自分を追い込まなくてはいけない。
- 人間ていうのは、必ずドアを叩かなきゃいけない時がくるのよ。その時、叩くって勇気要るよね。怖いしさ。どうなるのかなんて思うけど、そこで分かれるよね。叩く人間とそうでない人間に
- ハートで汗をかいているかどうか。そこが大事だ。
- 人生はかったるいしめんどくさい。だがこれから逃げるのはもっと悲惨。
- 人間誰でもオギャーと生まれて2~3回は絶対チャンスがある。それをガッとつかんではなさないか、運が来ても知らないで過ぎるかは人間次第だよね。
- オレはファンに媚びたり、合わせたりは絶対にしない。
- 正義は必ず勝つって言葉、俺は信じたいな。
常に危機感を持つ
- 矢沢が手を抜いたら、うしろを向いたら、グッドフレンドが去っていく、ファンも離れていく。俺は怖さを知っている。安心が欲しい。そのためには、行動して裏づけをとること。
- 3年でサクセスできたけど、ハッピーになるには15年かかった
- やるよ。やる。自分が何でメシ食ってるかってことを知ってるもの。
- ライブをやるときは、毎回新しいもの取り入れていきたい。当然お金がかかる。(中略)アーティストにとって、なにか新しい試みをしようということはそのまま投資ってことなんだ。
第2章 経営者の経営センス
社長の資質
- 自分に合ってるかどうかが才能ってことだ
- 中途半端はゼロだ。
- 特攻服での入場はお断り致します。また、周囲を威圧する服装の方もお断りする場合もございます。
- ファンのおかげじゃない。オレの力でここまできたんだ。
お金の使い方のセンス
- 1のリスクしかないことはしない、10のリスクがあることをする。達成すれば10の成果がある。
- 銭で買えないものがある?冗談じゃない おまえ そんなこと言えるのか
経営の金勘定
- いつの時代もやる奴はやるし、やらない奴はやらない。
- 10円儲けたら1円遣え。1000万円儲けたら、100万か200万円ぐらい遣え。金ある時にパッパパッパ遣っていたら、いざ必要な時に、金がない。
- いいステージをやりたい。だから自分の台所で自由にステージ制作やる。最初の1年、それをやってみて、驚いた。大赤字だ。
戦う経営者
- 昔から俺は言っているけど、男って勝っていかなきゃダメね。
- むやみに威張ったりつっぱったりはしてきてない。ただ、自分の主張を曲げなかった、曲げたくない一心が常に働いていただけさ。俺は俺自身なんだよ。
- 他人より10多く喜びを得ようと思ったら、必ず10多い中傷も受ける。プラス10はマイナス10を伴う、無難でいたい奴は0でいろ!
起業の成功と失敗を分けるもの
- 臆病ってのはある種のレーダーなんだ。臆病だから考える。臆病だから、勝つために冒険する
- 10メートル先のタバコ屋にもキャデラックで行って、ハイライト1個をぴゅっと買えるくらいの男になりたいですね。
- 借りるか借りないかは銀行じゃなく、オレが決めるんだ
第3章 永ちゃん的税理士の仕事術
永ちゃん流「税理士の役割」
- 負い目を作らず、筋を通せ!
- オレは、逃げないで、一所懸命やったら、それが通じたんだ。筋が通せたって感じがした。
- 音楽を書きながら経営者になるアーティストがいないんならオレがなってやるよ。
- 永ちゃんのグッズなら年間数億円の価値がある。騙されてるよ
人と人、会社と会社をつなぐ
- 人との出会い、これは財産と思え。いろんな人と会って話をする、飯を食う、かわいがってもらう、後押しをしてもらう、みんな財産なわけよ。
- みんなそれぞれ青春というものがあるんだけど、俺の青春というのは、ね、なかったと思うんだよね。でも、なかったと思ってがむしゃらにやってることが俺の青春だったかもしれない。今はそれでよかったと思う。
- 男って、チャンスがあったら突き進まなくちゃいけないよね。鎖にしばられて何もできず、後でグチ言うっていうのホント悲しい。
- ハッタリ。それしかなかった。他に方法はなかった。銭があるわけじゃあるまいし。人前では歌いたいし。変人になることを恐れない
- 人の意見を聞いて、自分のやり方を変えたって、結局なんにも残らない。闘い続けるか、思い切ってスッパリと止めてしまうか、道は二つに一つ。
- そりゃこの人あなた、サクセスしますよ。だって、ブレてないもん、全っ然ブレてない。
- 年とるってのは細胞が老けることであって魂が老けることじゃない
永ちゃん的税理士の矜恃
- 国とか世間とか周りの責任にしちゃダメなんだよね!最終的には自分なんだ!
- 人間っておかしなもんで、外国でもどこでもそうなんだけど、『一所懸命』っていうのは必ず通じるからね。『一所懸命のもの』って言うのは、何か妙に熱くなってきてそれで気付いたらいい電波を出し合っていて……。それが終わった時は、嬉しかったり自信にかわっていたり……。
- 世の中いろんな流れがくる。だけど、バカが付くくらい一つの道をやるのもまたありかなと。
- ちょっと生意気に聞こえちゃうかもしれないけど、僕、自信ありますから
おわりに
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